ebayなどのオークションサイトでは、本を売る場合はジャンルを選べば高値がつくことも珍しくありません。
日本でも古本のせどりに携わる人は多いですが、海外では日本の雑誌はなかなか手に入らないことから、思わぬところで人気が出る可能性もあるのです。
◎日本で人気の高い雑誌は、海外では値段がハネ上がる可能性もある
少年コミック誌・週刊誌・月刊誌は、人気の高い号は日本でもそれなりの値段で取引されています。
人気マンガの連載が開始された号や、現在休刊となっている雑誌などは、日本での落札価格に比べて高値がつく傾向にあります。
また、意外かもしれませんが、日本がアメリカの文化や組織について特集した雑誌も、高値をつけることがあります。
アメリカにはない視点で紹介されている内容が、新鮮に感じられるのかもしれませんね。
◎写真集は被写体だけでなく、歴史的価値も考慮に入れておく
日本のアーティスト・芸術家によるものは、高値で取り扱いされていることがあります。
いわゆるグラビア・アイドルなどの写真集もそれなりに売れる傾向はありますが、やはり歴史的に希少価値のあるものに比べると劣るようです。
優秀な成績を残したスポーツ選手や、時代を切り取っている写真を乗せたものなどで、日本の歴史を紐解けるものが高値となっています。
◎コミックの単行本は全巻売りが基本
日本のアニメ・マンガは人気ですが、基本的には全巻揃えて売った方が効果的です。
中抜けは日本だけでなく海外でも敬遠されがちで、価格上昇に歯止めをかける一因になります。
高値がついた場合であっても、コミックは多ければ多いほど重量が増えてしまい、送料が高くついてしまいます。
できれば希少価値の高い作品に絞って出品し、確実に利益を上げることを意識した方がよいでしょう。