ヤフオクで商品を落札して、その後何気なく過去のオークションをチェックすると、画像が削除されていませんでしたか?
このようなケースは、必ずしも出品者側に非があるというわけではありません。
今回は、商品落札後に画像が消える理由についてご紹介します。
◎ヤフオクのシステムによる画像削除のケース
ヤフオク側のシステムに問題があるケースは、大きく分けて二つあります。
一つは、出品者がその商品を再出品しているケースです。
ある商品を再出品した場合、古いオークションの画像は自動的に削除されます。
落札後にどうして再出品するのか疑問に思う方もいるかもしれませんが、同じ商品を複数持っている場合、既にでき上がっているものを活用した方が楽だからです。
もう一つは、落札後120日を過ぎた場合です。
ヤフオク側のサーバーで保管できる画像データの数が問題であり、容量を増やすにもコストがかかってしまいます。
よって、オークション終了から120日後、画像を削除する仕組みになっているのです。
◎出品者の都合で画像を削除する場合
それでは、出品者の都合で画像を削除するケースもあるのでしょうか。
結論から言えば、そのような場合も存在します。
大きな理由としては、同様の取引を行った際の評価忘れを防ぐ目的があるようです。
ヤフオクでは、同じ種類の商品を複数取り扱う出品者も多いことから、時として紛らわしいイメージを与えてしまうこともあります。
そのため、取引が一段落した段階で、画像を削除しているユーザーもいるのです。
他には、商品画像の転載を防ぐ・必要以上に人の目に触れさせたくないなどの理由から、画像を削除するケースもあるようです。
◎落札者側の対応
入金後にまだ商品が届いていない段階で画像が見当たらなくなると、万一クレームとなった際に対応が難しくなります。
そこで、落札者側ができる対応としては、事前に自宅のPCに画像を保存しておく方法があります。
特に、車・バイク・パソコンなど、それなりに高値なものには注意しましょう。
コンディションの違いについて指摘する際の証拠として、できるだけ保存しておきたいものです。