ヤフオクの出品内容を見ている際に、時々「入会金無料」とか「入会金相当」と書かれた商品を見つけることがあります。
一般的なデパートなどではあまり見慣れない商品ですが、なぜヤフオクにそのようなものが出品されているのでしょうか。
詳細をご紹介します。
◎ヤフオクを使う人の心理の一つに「要らないものを欲しい人に売る」というのがある
ヤフオクは個人取引の場であり、極端な話「利用できるものは利用する」という論理が働く場でもあります。
具体的には、自分にとって不要なものを売る場としての一面があるということです。
ただし、何でもユーザーが食いついてくれるわけではもちろんなく、ユーザーが何らかのメリットを感じられる商品を取り扱う必要があります。
◎スポーツジムやスクールの入会券・入会金免除券は、意外と手に入らない
冒頭でご紹介した「入会金無料」・「入会金相当」の商品は、その多くがスポーツジム・スクールなどの入会金に関連した商品です。
株主優待券としてもらえるものもあるようですが、住んでいる地域によっては使えないことも多いため、ヤフオクの隠れた商品ジャンルとなっています。
かなりの安値で落札されることがほとんどですが、受け取った側はそもそも「タダ」なので、使わないなら期限が切れる前に売ればいくらか得になるというわけです。
◎あなたにとっての「持っていてもしょうがないもの」には、利用価値があるかもしれない
例えば、あなたから見て「こんなものあってもなあ……」感じるものがあったとしても、他の人にとって必要性を感じるものである可能性は十分あります。
ちょっとした特典として手に入れたチケットなどが、思いのほか高値で売れることもあるかもしれません。
捨てたり人にあげたりする前に、まずは試しにオークションに出してみると、思いのほか高値で売れるかもしれませんよ。