ヤフオクの入札機能は、基本的に無料で使える機能の一つです。
しかし、かつてはヤフオクでの入札金額に対し、無料ユーザーへの制限がかかっていた時代もありました。
実際には、月額費用の無料・有料による違いはあるのでしょうか。
以下に詳細をご紹介します。
◎入札・落札行為自体は、月額費用の有無による差はない
ヤフオクは幾度かの制度変更を経て、オークションにおける入札・落札行為に対する区別が撤廃されました。
2013年10月7日までは、Yahoo!プレミアム会員登録のないユーザーは、5,000円以上の商品について入札ができませんでした。
しかし、2018年現在においては、無料ユーザーであっても入札額に上限は設けられていません。
よって、商品の入札・落札に限って言えば、月額費用を払っているかそうでないかで環境が違うということはありません。
◎ただし、出品においては差別化が図られている
入札・落札を主な目的として利用しているユーザーであれば、ヤフオクを使う限りは特に費用を気にする必要はありません。
しかし、出品した商品が落札された際にかかる手数料「落札システム手数料」は、Yahoo!プレミアム会員登録の有無によって金額が変わります。
会員登録ありのユーザーが8.64%なのに対し、会員登録なしのユーザーは10%となっています。
送料や価格に対してのハンデはありません。
落札システム手数料は、1件単位で考えるとそれほど大きな差に感じられませんが、件数が増えれば増えるほど損をします。
本格的に取り組むのであれば、やはり会員登録を検討した方がよさそうです。
◎自分の目的や使用頻度に応じて、毎月の費用を払うかどうか考えよう
ヤフオクを使う目的は、個々人によりさまざまです。
買い専門で、使用頻度もそれほど多くなければ、あえて月額費用を支払わなくても十分に活用できます。
出品を考えているのであれば、まずは無料で出品して感触をつかんでからでもよいでしょう。
月額費用は、原則「出ていくだけの費用」ですから、ヤフオクの使用頻度から支払いを考えるのが妥当な選択と言えるかもしれません。