ヤフオクと対極的に語られるオークションサイトと言えば、やはりモバオクが有名です。
どちらも一定のユーザー数を集めていますが、それぞれにサイトの特徴・違いがあります。
ヤフオク・モバオクを比べてみると、果たしてどのような違いがあるのでしょうか。
◎モバオクは出品者に優しい傾向がある
モバオクとヤフオクの手数料を比べてみると、モバオクは出品者に優しい傾向があります。
販売手数料は無料で、購入手数料として購入者側が少額ですが負担することになります。
月額利用料についても、ヤフオクでYahoo!プレミアム会員になった場合は月額498円ですが、モバオクであれば360円となります。
このような傾向を考えると、少なくとも手数料について言えば、モバオクは出品者側に有利な仕組みになっていると言えるでしょう。
◎商品数とユーザー数はヤフオクが圧倒的に有利
出品者に有利なモバオクですが、会員数は120万人程度と言われています。
これに対してヤフオクは、スマホ利用で1,700万人以上のユーザーを確保しており、その差は圧倒的です。
また、商品数もヤフオクは幅広いジャンルを網羅しており、植物の種から不動産まで、非常に多種多様な商品を見かけます。
ニッチな商品を出品するのであれば、ヤフオクの方が敷居の低さを感じます。
◎人気商品を狙うならモバオク、層が読めないならとりあえずヤフオクを選ぼう
それぞれの特徴を端的に示すとしたら、モバオクは売れ筋を、ヤフオクはニッチ商品を出すのに向いていると言えます。
ブランド品・ファッション・車のパーツといった人気の高いカテゴリは、モバオクでも取引が活発になる傾向があります。
しかし、ヤフオクは非常に品揃えが多いため、ユーザーも好奇心から珍しい商品の有無を調べたりします。
その結果、ある層にとって価値の高い商品であれば、一気に値段がはね上がる可能性もあります。
規模の違いと商品人気を加味して、それぞれを上手く使って出品し、落札率を高めるようにしたいものですね。